こちらのサイトをご覧いただいています方々は専業の投資家になることを目標とされている方が多くいらっしゃるかと思われます。
ですので、今回は投資家として生活していくにはいくらの資金が必要なのかについて計算してみます。
一番重要となることは、ご自身の月の生活費はいくら必要なのかということをあらかじめ知っておくことです。
この値はそれぞれの方によって異なりますので、ご自身の月の生活費を計算してみて下さい。
ここでは、一般的な月の生活費30万円で計算してみます。
月の生活費を賄うことの出来る収入源があり、預貯金(余剰資金)で運用したケースでは
たとえ月利1%であったとしても投資の利益は年間で12%増えることになります。
あとは資金の問題ですが、資金100万円であれば年間12万円
1000万円であれば年間120万円
3000万円であれば年間360万円増えることになりますので
ここでようやく、年間の生活費分の利益となります。
もちろんこのケースでは生活費に充当する収入源はありますので、この利益分はそのまま再投資に充当することができます。
つまり、月の収入源があり、なおかつ投資をすることで
資産が増え続けるということになります。
この月利1%レベルと言いますのは、少し投資について勉強することで軽くクリアできるレベルとなります。
こちらではこの10倍の月利10%でも低めである(中級レベルであればほぼ実現出来ます)と定義付けておりますので
こちらの利率で改めて計算し直しますと、投資資金100万円であれば単利計算で年間120万円、福利計算であれば213万円もの利益を得ることができます。
このように、月利10%レベルの投資スキルがあれば年間で資金を3倍以上にすることができるのです。
ちなみに再投資を継続することで以下のように加速度的に資金は増えていきます。
年ごとの資金の推移
単位万円(端数切り捨て)
初年度313万円
2年目984万円
3年目3091万円
4年目9701万円
5年目3億0448万円
6年目9億5559万円
7年目29億9906万円
※注意)FXで資産運用をする場合、上限のポジションの平均値は
1000万通貨(10億円前後)となるため
1億円の運用で月利10%の1000万円、年間利益2億1300万円程度に留まります。
もちろん複数のFX会社を併用することで増やすことは可能ですが
操作が煩雑になりますので年間利益数億円程度で頭打ちとなります。
表で言いますと資金100万円からスタートしたとしても
5年目以降は、月利10%を維持することは難しくなり、他の投資(株式や不動産など)と併用する必然性(資金が増えすぎると全額を運用しづらくなります)が出てきます。
モデルケースで言いますと
数億円レベルはFXで運用できますが
それ以上になりますと、余剰の資金は株式や不動産などの
他の投資に割り振りする必然性が出てきます。
まとめとしましては、安定した収入源をお持ちの方であれば
投資技術を身に付けることで資金100万円レベルであっても5年目で数億円レベルの投資家になることが出来るということです。
投資技術を身に付けることによる無限の可能性をお解り頂けたかと思われます。