私が投資家を選んだ理由

先ず最初に人が生きていくためにはお金が必要であるということです。

人間社会ではお金を消費しなければ生きていけない仕組みになっています。

何もしなくても(例えば毎日寝て起きるだけでも)衣食住でお金は消費されていきます。

人として生まれてきたからにはお金を稼ぎ続けていく必要があります。
これは人としての宿命だとも言えます。

もう一方で人は人生を楽しみたいという欲求があります。

これはすべての人に先天的に備わっているものです。

ですが最初に述べたように、お金を稼ぐということに
人生の大半を割いてしまっては
人生そのものを楽しむことは出来なくなります。

もちろん、生活ができる程度の仕事を持ち
プライベイトも両立させるといった考え方もあります。

むしろこちらが大半の方の選択肢になっているはずです。

そこで考えていただきたいのですが、
限られた収入(生活費プラスアルファ)を継続したとしても
人生を充実させるため(夢や希望の実現)の資金は永遠に賄えないということです。

私の場合は人生の中で何かをしたい時にお金がないという理由で諦めたくはありませんでしたので、十分なお金を稼ぐという方向へフォーカスしたということです。

その結果として投資家を選んだということです。

それで、お金について悩むことはなくなりましたが
周りを見渡すと、不幸な人生を送っている方が以前より
目につくようになりました。

よく世界の富豪やセレブが貧しい国に寄付をしたり
慈善活動をしたりしていますが、その気持ちが身にしみて理解できるようになりました。

なぜなら、人の幸せというものは、自分一人では決して成立しないからです。

例えば豪邸に住んでプライベイトジェットで旅をして
クルーザーや高級車を乗り回したとしても
心が貧しくなるだけなのです。

それは利己的な物欲を満たしているだけであり
見栄を張っているだけであり
見た目だけの中身のない幸福
精神が貧しい人が欲するものだからです。

私はこれらの類の方を見ると心の貧しさしか感じません。

個人的な欲望に浪費するのでなく
他の誰かのためにお金を使ってこそ
精神的にも満たされるからです。

私がもっとも価値があると考えるお金の使い方は
誰かのために使うということです。

それは、自分の大切な人であったり、たまたま関わり合いがあった人の場合もあります。

それで大抵の場合は感謝されます。

その瞬間、私は最大の幸せを感じることが出来ます。

決して高価な物や贅沢品では満たされないものです。

そして、私がそのようなことを行えるようになったのも
投資家の道を選んだからだと言えます。