前回人は生きている限りお金が必要であり、
それを賄っていく必要があるというお話をしました。
それで、今回は夏休み企画として人はなぜ生まれてそして死んでいくのか
そこに意義があるのかについてお話したいと思います。
地球上のありとあらゆる生命体(動植物は)栄枯盛衰のサイクルを古代から繰り返しています。
それで、文明という点においては知的生命体である人間のみが
進化をさせています。
1000年前と今とでは何もかもが違いますし、今と1000年後も
また違った世の中になっているはずです。
このように人は文明を進化させています。
そして、その後に生まれてくる人たちがそれを享受し
またさらに発展させていきます。
これらは人が生きる意義だと言っても良いと思います。
ですが宇宙規模の視点に立つと、これらすべてが、無意味だと気付くはずです。
人間や地球の存在さえも宇宙規模で見れば何の意味もありません。
星にも寿命があり、その1つの地球に住む人類の営みも
地球の寿命とともに消えゆく定めにあります。
地球が人が住める状態のままで存在するのはあと17億5000万年から32億5000万年だと言われています。
その頃には水や酸素が地球上にはもうないと考えられています。
そのときにこれまで人類が築き上げた文明や歴史はすべて
無効化され何もない状態へとリセットされます。
地球の星としての最後は膨張した太陽に飲み込まれ融解し消えていきます。
その後は太陽自体も爆発し、後には塵やガス状のものが広がります。
地球がいた元の場所に残るのは真っ暗な宇宙空間だけです。
50億年後の話です。
もっとも人は短命ですので、星の寿命など関係ないと言えば
関係ないと言えます。
ですからここで話していることは人類の先の先のことです。
最初の課題に戻りますが、人が生きること自体は宇宙規模で見ると意味のないことですが
人個人で見ると、100年前後の限られた寿命をいかに有意義に生きるかだと思います。
人類ベースで物事を見ると、周りの役に立つことが
最も意義のある生き方だと言えます。
そのためにできることは個人個人で違ってきますが
自分自身が何をすることで人類に貢献できるかは自分の
頭で考えられます。
皆さん限られた人生を有意義に生きてほしいと思います。