原因と結果 後

さて、いよいよ本題です。

ここからはトレードで良い結果を出すためには何をすれば良いのかについて考えていきます。

「答えは存在するがほとんどの人は見えていない、或いは実行しない」

前回のUSJの例にもあるように何も変えずそのままの状態で惰性で運営していれば
入場者数は減少し最後は閉鎖にまで追い込まれていたはずです。

それで、賢明な経営者はいくつかの改革を行い、利益を安定させた上で、更に追加投資を行い大幅な利益の増加に成功しました。

このように、良くない結果(利益減少からの閉鎖)を未然に防ぎ、別の望ましい結果(利益増大から繁栄)を導くために
改革と追加投資を行使した(望ましい結果を得るための原因を作った)ということです。

このことでUSJの運命は閉鎖から繁栄へと180度切り替わりました。

もし今現在あなたのトレード成績が芳しくないということでしたら、それには原因があり、その結果として今の成績があるということです。

つまり、何かを変えなければ成績も変わらない(むしろ落ちていく)ということです。

それで何を変えなければいけないのかということが重要ですが、ほとんどの方はこれを知りません。
気付けないと言っても良いかもしれません。

「勝つにも負けるにも理由がある」

トレードを積み重ねていきますと同時に勝ち負けの数も積み重なります。

これらはすべて経験値(データ)となるものです。

負けた理由(原因)を知ることで以降は同じ負けを繰り返さなくなりますし、
勝った理由を知ることで同じような場面で同じように勝つことができるようになります。

利益を出すためにしなければいけないことは負ける原因(要素)を取り除き、勝つ原因(要素)を取り入れるということです。

これらはトレードを詳細に分析することで解ります。
そして、分析と改善を繰り返すことで取引精度が向上していきます。

その結果として、勝つ確率が上がり、利益率も上がるということです。

是非、チャレンジしてみて下さい。