トレード能力の差はどこから生まれるのか

世の中には天才と呼ばれる人たちがいます。

暗算の解答を瞬時に出したり、絵を描いたり、漫画を描いたり
楽器を演奏したり、スポーツができたり、
例を出すと枚挙に暇がありませんが

これらの人たちに共通するものは何なのでしょうか?

それは、続けているということ、その中で(重要なことを)発見しているということと(知らないうちに)改善しているということかと考えています。
さらには、その改善した技術を熟練し普段使いができるまでに昇華させているとも言えます。

その他の凡庸な方々は続けていたとしても
何も発見しないし、改善もしない(できない)ということです。
ですから継続したとしても結果に残らないわけです。

エンゼルスの大谷選手はメジャーデビューから華々しい記録を残していますが、相手ピッチャーの打たさないための対策(様々な球種や際どいコーナー攻めなど簡単には打たれない対策が進められてきました)も進み一時はスランプにもなっています。

それで大谷選手が出した答え(対策)はボールを見る(球種を判断する)時間を長く取るということでした。

具体的にはスイングのフォームで従来よりもバットを後ろへ構えるということでした。

これはどういうことかと言うと、スイングの動作はボールを見て→バットを後ろに引いて→ボールに合わせて前に振りかぶるという一連の動作を行いますが

あらかじめバットを引いた構えにすることで、バットを引くという動作が減ることにより一瞬の時間かせぎを行っているということです。

その分、球種やボールのコースの判断をする時間が増えるということだそうです。

その結果、正確なスイングをするための十分な時間を確保し
的確にボールを捉えることに成功したというわけです。

このように、一流の選手は見えないところで努力をし改善しているということです。

話をトレードに戻します。

トレードでも勝てない、上手く行かない、と言う方々はごまんと存在しますが、それらの方々に共通して言えることは
「発見し改善する」という過程が抜け落ちている(存在しない)のではないかということです。

これではいつまでたっても初心者の実力のままです。

勝てないのも当然だと言えます。

トレードで勝つことは難しくはありません。

少なくともメジャーリーグでヒットを打つということと比較すれば数千倍簡単だとも言えます。

今現在、トレードで勝てないという悩みをお持ちの方がいましたらそれは自身のトレードを見直すだけですぐに改善できることかも知れません。