相場の難易度は日毎に変わります。
相場は一様ではありません。
利益を出しやすい日とそうでない日が混在するのが相場というものです。
わかりやすい相場では積極的にトレードをして利益を積み増しし
難しいと感じる日は撤退するのがバランスの良い考え方です。
サラリーマンの方はよく投資についても日当感覚で捉えがちですが
そもそも相場自体が毎日安定した動きをするわけではありませんので
その考えのままでは投資で生計を立てていくことは困難を極めることになります。
この答えとしましては、週当や月当感覚に切り替えることです。
そうすることで成績は安定します。
例えば、1日あたり最低2万円の利益(日当)が欲しいとします。
この場合は、週毎に区切り、5日間(月~金曜日まで)で10万円の利益が出ていればOKという考え方に切り替えることで
結果的に達成率が上がるということです。
例えば月曜日に調子がよくて10万円の利益が出たとします。
残りは4日間ありますが、相場に参加するかどうかは自由だということです。
自分にとってわかりやすい相場であれば参加するくらいの感覚で構いません。
それで、1日2万円のノルマを課している場合は
火曜日も前日と変わらず、2万円の日当を確保しようとするために、相場の難易度に関わらず参加してしまうということです。
この場合、難易度の高い相場であればマイナスとなることもありますので、その翌日の水曜日はさらにプレッシャーが掛かり、マイナスが続く確率も上がるということです。
結果的に週の終わりのトータル利益が初日の利益分の10万円を割り込むといったことにもなりかねません。
投資には緩急が必要で、それを相場の動きと連動させることで利益は生まれます。
動きが悪いときは参加しないということが正解なのです。
多くの方はこのことを実践できていませんので
相場に振り回されることになります。
それでは、いつまで経っても相場から安定して利益を得ることはできませんし、
時間を無駄にするだけです。
ですが考え方を変えることで利益を出せるようにもなるということです。