「値幅を取るためには」
値幅を取るために考えなければいけないことは
相場参加時点での値動きの特性を知るということが重要となります。
例えば、レンジ相場であればレンジの下限は幾らで上限は幾らにかになるかをなるべく正確に予測するということです。
先ずは日足でチャートを開き、数日間の流れを見ます。
上限と下限に水平線を引き
上限と下限のpips数を測定します。
この時の測定値の半数のpips数が取得可能なpips数として算定します。
仮に200pipsであれば、取得可能pips数は100pipsとなります。
次に、現時点での位置を確認します。
上限もしくは下限近くに位置し、しかも反発の兆候が見られる場合は、逆張りを遂行し、
中央付近に位置する場合は、見送りをします。
「経過時間と位置の関連性」
上記のようにルールに則り、適正なエントリーでポジションを持てたとします。
ここから先に必要なことはどれだけの時間を「待つ」かということです。
なぜなら、待つ時間により、利益が変化するからです。
そこで参考にするのは過去の履歴となります。
チャートを1時間足に切り替え
前回の反転からエントリー位置までの時間を測定します。
仮に8時間掛かっていたとします。
であれば、それと同等(8時間)もしくはその半分の4時間は待つつもりで監視します。
時間の経過と共に獲得pips数は変化しますが
最大値を取るためには、少ないpips数で利確はしないということが重要となります。
最大値もしくはそれに近い値を取るためには
チャートの正確な分析技術が必要となりますが
説明が長くなりますので詳細なチャートの判断についてはここでは割愛します。
「ヘッジファンドの仕掛けに巻き込まれないために」
相場でマーケットメイカーと呼ばれる主なプレイヤーはヘッジファンドとなります。
ヘッジファンドはタイミングよく、経済ニュースを拡散させたり、強い買い、または売りを仕掛け、市場参加者の心理を操ります。
例えば、経済的判断では「買い」であったとしても、逆に「売り」を仕掛けることで市場参加者を混乱させるといったことを行います。
つまり相場は、経済を正確に反映しているものではないということを知る必要があるということです。
一般的には為替は経済の動きを反映し、上記のようなことは毎回ではなくランダムで行われるため、経済ニュースを元にトレードをされる方からは「相場は難しい」といった声が出る原因にもなっています。
この問題を避けるために一番良い方策は
テクニカルを重視したトレードスタイルに切り替えることです。
ファンダメンタルズ(経済の諸条件)を考慮したトレードでは上記のような仕掛けがあった場合に損失を被ることになります。
チャートを力学的に捉えたテクニカルを用いることで、急な仕掛けなども含めて、どのような変化にも適応することができるようになります。
「普遍的なトレードとは」
相場には必勝法は存在しません。
ですが時代に左右されない普遍的なトレードをすることで、どのような変化にも適応し、最善の結果を導き出すことが出来ます。
私の願いは高い意思を持った方々が
トレードを正しく認識し、かつ、これらの認識を広めるべく活躍されることです。
このために本サイトが存在するといっても過言ではないのです。