お金を生み出す仕組みは主に2つあります。
1つは物を売るということで、その物を買っていただいた方からお金をいただきます。
農林水産業、不動産、自動車、衣料品、など世の中にあるありとあらゆるものの製造販売とそれらの小売
もう1つはサービスを売るということです。
こちらはサービスを受けていただいた方からその対価としてお金をいただくというものです。
美容師、医師、弁護士、鍼灸・マッサージ師、カウンセラー、指導員、教師、ホテル従業員、金融、保険、ネット関連サービス、システムエンジニア、等々
それで注目していただきたいのは
1つ目のものを売るということは
先ずは売るためのものの製造または仕入れをしなくてはいけませんので、そのためのコストが掛かるということです。
2つ目のサービス業はものを作る必要がありませんので、この分のコストは省けます。
簡単に言いますと身1つで商売が成り立つということです。
会社員(従業員)の場合はどちらの形態であっても会社から給料を貰う形になりますのでそれほど気にかける必要もありませんが
自身で営業する場合はこのことを思慮する必要があります。
それで1つ目の製造販売の形態ですが
こちらは製造または仕入れの過程で多額の投資が必要となりますので、収支で言いますと大幅なマイナスからのスタートとなります。
それで、その製造または仕入れしたものが大ヒットして爆発的に売れたとします。
その場合は、一瞬にして大金を得ることが出来ますが、
意に反してまったく売れなかった場合は
大量の在庫(つまり借金)を抱えることとなります。
つまり、リスクが非常に大きいということです。
次に2つ目のサービス業ですが
こちらはものを製造または仕入れする必要がありませんので
初期コストを極限にまで抑えることができます。
例えば、占い師や心理カウンセラーであれば
その分野の知識さえあれば、ほぼ初期投資金なしで開始することができます。
そして製造販売業とは異なり、製造&仕入れのコストが掛からず、売上の殆どが利益となりますので非常に効率が良いのです。
ですから個人で事業を始める場合
製造販売業よりもサービス業の方がはるかに有利だと言えます。
次回に続きます。