手法脳からの脱却

もしあなたが本当に投資家として独立したいのであれば先ずしなくてはいけないことは手法脳からの脱却です。

つまり負け組を量産している洗脳を解くということです。

このことは相場の仕組みを理解することで
なぜ危険なのかも理解できるようになります。

そもそも相場とはあるものの売買の場所であり、それに関わる人達の価値観によって左右されるものです。

あるものというのは金であったり石油であったり為替であったり株式であったり、はたまた絵画や美術品であったりもします。

これらそれぞれに相場が存在しそれに介在している人々が値動きを作り出しています。

「手法の概念とは」

手法とは相場が一定の動きをするものと仮定してそれに合わせて有効な取引をするというものです。

つまり、相場自体が一定の動き(同じ動き)をするということが前提となっているということです。

これが大きな間違いであり、相場自体は値動きに同一性がないというのが本来の姿です。

ですから、この同一性がない相場に手法を当てはめるということ自体がトレードでマイナスを生む原因となるということです。

残念ながらこのことを理解している人はほぼいないというのが現状です。

「なぜ手法第一主義が広まったのか?」

相場初心者を含め圧倒的大多数は相場のことを理解してはいません。

その一方でこれまでマイナーだった株式や為替トレーダーがメディアにもてはやされることで、一般層に相場を極めることができれば自分も同じように
豊かになれるのではないかという認識も広まっていくこととなりました。

そして、そういった層が追い求めるものが
より簡単に相場で利益を上げる方法だったからです。

ここに目をつけたのが情報業界です。
情報業界というのは、世の中にある様々な情報を価値があるかのように見せかけて販売するというものです。

またアフィリエイトもその亜流と言えます。

情報自体は悪いものではありませんが
正しくない情報をあたかも価値のある情報と見せかけて販売するということが問題だと言えます。

またアフィリエイトは直接情報を販売するというものではありませんが
こちらも正しくない情報またはツールを
アフィリエイト経由で口座を開設した人たちへ提供するといったものです。

もちろん、情報もアフィリエイトも悪くはありませんが、嘘偽りの情報もしくは、有害なツールを餌にして、被害者を増大させているという行為が問題だと言えます。

そして問題なのはこの一連の流れで相場でお金を失う人が増え続けているということです。

またこのことは一般の方たちへ「相場はギャンブルだ」という認識を植え付ける原因にもなっています。

「相場から利益を得るための正しい方法とは」

先ずは相場の仕組みを理解するということです。

現在世の中に広まっている損失を生む原因にもなっている手法第一主義から脱却しなくてはいけません。

相場はそれに関わる人達が生み出すものであり、同一の動きをするものではなく、時には人為的に操作されることもあるのです。

それが相場の真実です。

もしあなたが本当にプロの投資家になりたいというのであれば、このことを理解した上で相場に参加するかどうかを決める必要があります。

そして、それでもプロの投資家を目指したいという方へ
私から次の言葉をプレゼントします。

「真実はチャートの中にこそ存在する」