億トレーダを目指す前に知っておくべきこと

投資を始める誰もが憧れるのが投資で億を稼ぐということかと思います。

トレードで億を稼ぐということはそれほど難しいことではなく、考え方を切り替えることができればごく一般の方であっても可能だと言えます。

「 トレードで億を稼ぐ仕組み 」

トレードで億を稼ぐ前に知っておくことは
金銭感覚を日常モードから億トレーダーモードへ切り替えられるかどうかということです。

例えば、日常で数万円の買い物をするにも思い悩むという方は億トレーダーになることは難しいと言えます。

なぜなら、1億円の利益を出すためにはそれ以上の投資をしなければいけないからです。

例えるなら1年で2倍になる見込みの株があったとします。
この株を今いくら分買いますか?ということです。

100万円分を買うという方は1年後に100万円の利益を得ることになりますし、1000万円分を買うという方は1000万円の利益を得ることになります。
そして、1億円分を買うという方は1億円の利益を得ることになります。

ですがこの例は10年に1度あるかないかの大チャンスともいえるほどのことであり、普段はこのようなことは滅多にありません。

通常は持ち株が年に30パーセントも上がれば上々だと言っても良いくらいです。

だとすれば、上の計算でいうと3億円以上は投資しないと話にならないということになります。

私が株式投資は億単位の資金がないと投資妙味がないと考えているのはそのような理由からです。

「 トレードという考え方 」

そこで考えられるのがトレードという考え方です。

基本の考え方は、対象となるものの価格の上下を捉えてその差額分を利益にするというものです。

トレード対象としては株式の他、為替、先物といったものがあります。

株式は先にも言ったように資金が少ない人たちにとっては旨味がなく、先物は値動きが荒いため一般向けではありません。

それで最も現実的な方法が為替でレバレッジを利用して差額分を取っていくという考え方です。

いわゆる、FXのデイトレードに当たるものになります。

一般の方はこの方法で億トレーダーを目指すのが最も現実的かと思われます。

「 億を稼ぐための資金 」

FXを選択することでもっとも恩恵を受けることが
レバレッジを利かせることができるということです。

為替相場の1日変動率は通貨ペアによっても異なりますが、最も変動率が見込まれるGBPJPYを例にすると平均0.3パーセント程度になります。

これは掛け金に対して0.3パーセントの利益が見込めるということになります。

1億円の投資で成功した場合には1日30万円の利益になるということになります。

これに月に20日、年にして240日を掛ければ年間の見込み利益が算出できます。

30×240=7200万円

この数値が1億円の投資を毎日積み重ね、しかも毎回成功した場合の数値となります。

ですが、一般の方がこの数値を出すということはほぼ不可能であり、
実質この10分の1の成績が出せれば優秀だといえます。

すると、720万円ということになります。
毎回1億円分の通貨の売買を行い、見込まれる利益が720万円ということです。

ちなみに1億円分の取引をするには海外のFX業者を利用すれば50万円程度の資金で可能です。

その点を考慮すると、たとえ年間720万円でも資金効率でいうと年間14倍以上ということになるため
FXトレードの資金効率の高さを理解できると思います。

ここで問題なのですが年間720万円程度ではいつまで経っても億トレーダーになれないということです。

なぜなら、他に収入源がないとすればほぼ生活費で消えてしまうからです。

私の経験上、最低でも年間の利益が5000万円程度はないと厳しいと感じています。

ここからもいろいろ引かれますので実質半分程度にはなります。

それで数年後にようやく1億円を突破するという感じです。

それで話を戻しますと、年間720万円しか稼げないのであれば投資金額を増やす以外にはないということになります。

1億円に対して720万円なら、10億円なら7200万円になります。
通貨数でいうと、GBPJPYであれば700万通貨ということになります。

資金でいいますと、500万円あれば10億円分の取引が可能となります。これはすごいことで、株式投資であれば10憶円の取引をするためには数億円の資金が必要となりますので圧倒的な資金効率の良さが理解できるかと思います。

億トレーダーを目指すというのであればこの500万円程度の資金は最低でも必要だと考えておくべきでしょう。

ここまでのお話の中では、日変動率を基準とした計算方法を元に算出してきたわけですが

もっとわかりやすい基準としてはpips基準の計算方法があります。

為替取引ではpipsという数値で変動を表しているためにこちらのほうが一般的ともいえます。

対円の通貨であれば1pipsは0.01円、100pipsで1円となり計算も容易です。

GBPJPYを例にとりますと現在140円付近の値ですので、これに0.3を掛けると、1日あたりの見込み変動率は42pipsとなります。

ですから、1日に42pipsを取れたのであれば上的であり、一般の方はこの数値を目標として、トレードすることをおすすめします。

初心者の方であれば月に20日トレードをするとして
42×20=840pips、その10分の1を取れたとして84pipsが合格ラインとなります。

この程度であれば、基本的なトレードを繰り返すだけで十分に達成できる数値となります。

そして、億トレーダーを目指すのであれば
最低でも100万通貨以上で取引をするべきです。

月に84pipsを取得した場合で計算すると

100万通貨の取引であれば84万円の利益
10万通貨の取引であれば8.4万円の利益

となり、100万通貨の取引が最低ラインだと理解できるはずです。

そして1000万通貨をトレードできるのであれば
年間1億を突破できるということもわかるはずです。
840×12=10080万

このようにある程度の資金があれば基本的なトレードを繰り返すだけでも1億円を突破することはごく普通のこととなります。

注意点としては国内のFX業者を利用する場合では実質のレバレッジが20倍程度となるため、海外で行う場合と比較して10倍相当の資金が必要となります。
私の利用している海外FX業者は200倍のレバレッジですが国内FX業者よりもはるかに良い条件で取引が出来ています。もちろん億単位の出金も問題ありません。