投資の真髄

投資で勝つには負けを受け入れることです。

絶対に負けたくないという人が投資で勝つことはないでしょう。

なぜなら負けは投資の必要経費だからです。

経費を払わないと利益が生み出されることはないからです。

もっとわかりやすく言いますと、利益を勝ち取るためには

一定の負けは避けられないということです。

学者や完璧主義者が投資で勝てないのは負けを受け入れられないからだとも言えます。

自分の判断は間違っていない、自分が一番正しいんだと考えてしまうからです。

私はその日の最初に相場を見た時、これくらいの勝率でこれくらいの利益になるなと、あらかじめ見当をつけます。

つまり、初めから100%の勝ちは目指さずに、トータルでどれくらいの利益になるかを計算しているということです。

例えばバイナリーオプションであれば60%の勝率が望める相場であれば10回のうちの4回の負けは必要経費だと考えているということです。

これを完璧主義者の人であればすべて勝とうとしますので
結果負けてしまうのです。

相場の正確性や乱れの発生率は完璧に予測することは不可能です。

ですから、一定の負けが出た上で、なおかつ利益が残るようにトレードを組み立てているのです。

このことを理解していない人が非常に多いです。

勝率〇〇パーセントだから優れた投資法なんだと考える人達です。

そしてそのような人たちは相場から安定的に利益を得ていくことが出来ない人たちになります。

自分の都合しか考えないという人は相場では勝てないようになっているのです。

本当に相場で勝ち続けていたいのであれば、相場の自由さを受け入れる寛容さが必要なのです。

それを持てない人は、トレードに硬直性が出て破綻することになります。

一体、この話を聞いて何人の方が理解に及ぶかはわかりませんが、真髄というものは個人の人間性にまで関与してくるというお話です。