豊かな人と貧しい人の境目

投資でよく言われている言葉で

安く買って高く売れ、という一文があります。

みなさんが一度は聞いたことがある言葉かと思います。

ですが実際には

安いものは安い値段でしか売れず失敗に終わるのです。

安物買いの銭失いという言葉もあるほどです。

このことを誰も言わないのが不思議で仕方ありません。

非常に価値の有るものは安い値段で買えるということは
ほぼなく、宝くじを当てるくらいに難しいことなのです。

価値の高いものは当然高い値段で売買されることとなりますが
それ以上に価値が上がっていくというのもまた事実です。

つまり、高いと思った価格は実は高くなく、数年後の売値からすれば随分と安く買えたということに気付くべきだということです。

ここに50億円の絵画があったとします。
一般的な方からすれば、高い、高すぎるなどどいう感想を持たれることでしょう。
或いはそのお金があるなら豪邸を建てるなどど言う方も出てくるかもしれません。

ですが、ものの価値というものは、常に変化するものなのです。

その絵画を100億円でもいいから譲ってほしいという方が現れた途端に、その絵画の価値は100億円になるのです。

絵画のようなものは世界中を探してもその一点しか存在しませんので、一度欲しいとなればその所有者から買うしかないからです。

重要なことはその感覚を持てるかどうかということです。

世の中に多数存在する貧しい方はその思考の中に貧しさが在る
のでいつまで経っても貧しいままなのです。

このことが理解できない方は一生貧しいままで終わることになります。

それとは逆に豊かな方は考え方に柔軟性があり、様々な可能性から最善のものを選択できるのです。

ここまで聞いて何か感じた方は将来豊かになる可能性があり
何も感じないという方は何も変わらない人だということです。

このような事例は別に絵画だけに限ったことではないからです。

チャンスは平等にあるかもしれません。
ですがそれを受け取れる方は非常に限られているということです。