コロナウイルス収束までの期間についての考察

皆様、いかがお過ごしでしょうか。
最近では毎日のようにコロナウイルスについての報道がされております。

個々の方々の行動やイベントが制限され
不安を抱えられている方も多いかと思われます。

それで今回はコロナウイルスの収束までの期間について考察をしていきたいと思います。

「人の力ではウイルスは消えない」

今現在、あらゆる方面でウイルスの封じ込めおよび対策がなされておりますが、基本的にはウイルス自体を人の手で消滅させることは出来ませんので自然にウイルスが消えるまで待つ必要があります。

「ウイルス消滅のカギは紫外線と湿度」

ウイルスは紫外線と湿度により不活性化することがわかっています。

紫外線によりウイルス内のDNAが破損し、転写(複製)ができなくなります。また湿度が高い状態では空気中の水蒸気が邪魔をしてウイルスが浮遊できなくなります。

これは日本の気候で言いますと5月以降ということになります。

ですので、ウイルスが不活性化し安定するのは5月以降と考えられます。

ウイルスは冬の乾燥している状態では活動が活発となりますので、この状態での対策は出来ますが、封じ込めとなりますと困難だと考えられます。

その理由は感染者が増え空気中にウイルスが浮遊する状態が日常化しますと、仮にマスクをした状態であったとしても感染は避けられないからです。

このような状態においては防護服を着用し、脱衣時にも消毒を行わなくてはいけません。
このようなことをすべての方に徹底させるということは実質的に不可能ですので、気候変化によるウイルスの不活性化まで待たなければいけないということになります。

「個人の対策は何が出来るのか?」

個人で感染を防ぐには、危険性の高いところへは
出歩かないということです。

人が多い場所ではそれだけ感染のリスクも高いと言えます。(ウイルスは人の体内で増殖し、呼吸、咳などにより排出され、そのまま空気中に浮遊します。)

特に換気の状態が良くない、電車やバス、すし詰め状態の会場では感染リスクが高まります。

マスクをした状態であっても頬、鼻付近には隙間が出来ていますので、この部分についても医療用テープで塞ぐなどの対策が必要だと考えられます。

また極度に感染リスクが高い人が密集した場所では
目からの粘膜感染を防ぐためにゴーグルの着用も必要になります。
手からの感染を防ぐためには薄手の使い捨てゴム手袋を着用します。

帰宅した際には、全身をアルコールまたは次亜塩素酸のスプレーで消毒した後に脱衣する必要があります。

最後に石鹸での手洗い、うがい薬でのうがいを行います。

これらのことを日常的に行うのは非常に大変ですので、すべての方が毎日のように上記の対策行うことは現実的ではありません。

よって現実的には最低限マスクは着用し、人混みは避ける、帰宅時に手洗いとうがいを行う、といったことが多くの方の対策になるかと思われます。

またウイルスを吸い込んだとしても少量であれば人の免疫システムにより無効化されますので
普段から免疫力を上げるために、栄養と睡眠をしっかりととるということを行ってください。

皆さんがすこやかな生活を送られることを願っております。