暴落は買い場などとも言われておりますが
実際の相場では暴落の直後に買いを入れることは かなり危険だと言えます。
本日の日経平均で言いますと終値が16500円付近となりますので1月高値の24000円から比較しますと30%以上の下げとなりますので、そこから見ますと随分と割安に感じるかもしれません。
ですが、真の暴落では二分の一、それ以下になるということも起こり得ますので、一般の方がどこが底になるかということを明確に予測することはかなり困難だとも言えます。(節値は15000~16000円にあります。)
理解していただきたいのは、現在の低い株価というのは将来の各企業の決算の利益の減少や経済の停滞などを織り込んだ値となっていますので
株自体が安い訳ではないということです。
安く買えるという表現よりも、その程度の値が妥当になってきていると言い換えた方が的確かも知れません。
もちろん、好決算を出し、将来的に伸び続ける企業であれば、暴落時の連れ安で下げた分は経済回復と共にすぐに
戻すことが予測されますのでそのような銘柄を狙うという考え方はあります。
ですが現時点で言いますと、まだテクニカル、ファンダメンタルズ共に下げ余地があり、ショートポジションで利益を得られる確率の方が高いくらいです。
ですから相場歴の長いプロの方は戻した所で売りを入れて
下げた所で買い戻しをするといったことでしばらくの期間は利益を出せると思われます。
そうでない方は、様子を見ておく(何もしない)ことをおすすめします。
一般の方は店頭に十分にマスクが並びコロナ関連のニュースが流れなくなってから買いを考えるくらいで丁度良いとも言えます。