ここでは私が考えるお金というものの価値について
お話したいと思います。
お金の価値を理解することでお金との付き合い方や
お金を稼ぐということについても理解できると思います。
「お金はあればあるほど良いというものではない」
一般の方からすると、お金はあるに越したことがない
金の切れ目が縁の切れ目、中にはお金が全てという方もいます。
それで私のお金に対する考え方ですが
「人が人らしく生きるために必要なもの」
これが私が出した答えです。
裕福になるとか、買いたいものを好きなだけ買うとか
豪遊するとか、の世間一般の方が思い描くであろうことは
一切ありません。
むしろ、生活に必要なものだけ買い揃えたのであれば
あとは寄付してもいいと思っています。
人の幸福はどこから来ているのかと言うと
人を思いやるという気持ちです。
その気持を持つだけでも幸福になれるのです。
誰かに何かをしてあげることができれば
そのことで、人は自分は役に立ったんだと思うことができます。
このことをよく自己満足に過ぎないなどど言う方もいらっしゃいますが
お年寄りが階段で転んだら何ふり構わず助けに行く
誰もがそうだと思いますが
人は無意識の内に誰かを助けたいと本能的に思っているのです。
さてここからは、何のためにお金を得ていかなければならないかについてお話します。
一番の理由は人として生きていくための衣食住を賄うためです。
これは親から与えられた命を守るためです。
そしてまた新たな命が生まれたのであればその生命も
守らなくてはいけません。
守ることで感謝をされそれを励みにまた頑張るという
サイクルが生まれて、この世界は平和に回って行くのです。
そして生活に不要なほど余ったお金は
誰かのために使うことでそのお金の効力は最大限に発揮されます。
どういうことかと言いますと、
もう十分に裕福な人がそれ以上に無駄に家や車ブランド品を買い漁ったとしても
それは空虚なだけで、何の価値も産まないからです。
その無駄に使われる一部のお金があれば救われる命ですらあるのです。
そしてこれはお金を稼ぐ最大の意義となります。
お金を稼ぐということは人の命を救うことにもなるからです。
お金を稼ぐ意味は、自分と家族の生活を安定させ
更には、困っている人の生活を助けるという意味があります。