みなさんが何かを達成したいという時には
〇〇までに△△をするという目標を立てるかと思われます。
目標にはそれを達成するという最終目的がありますが
よくばって目標をあまり高く設定しすぎると
かえって逆効果を生むことにもなります。
投資で言いますと、毎月資金を2倍にするなどという目標を立ててしまうと、実現することが非常に困難となりますので、結果的には目標を放棄するか、目標を設定し直すかということになるかと思います。
また、無理にこの目標を達成をしようとしますと、逆に資金を減らすことにもなりますので、目標を立てる際には達成可能な範囲であるかについて考察を行う必要があります。
例えばFXのトレードで言いますと、適切であると考えられる利益率の目標値は月利20%だと考えています。
この数値は一般的には非常に高い数値になりますが、変動率のデータからすれば達成可能だということになります。
また、あくまでも目標値でありますので、仮にこの数値に届かなくても構わないのです。
例えば月利10%でも年間にすれば200%を超える利回りとなるからです。
※福利で投資を行った場合
それよりも、みなさんがお金を増やすこのとできるトレード技術を身に付けるということの方がより重要なのです。
「トレード技術は金よりも価値があります」
今までお話してきましたように
月利20%を出すトレード技術を身に付けることができればすごい勢いでお金が増えるということがお解り
いただけたと思います。
年初100万円のお金は年末には891万円になるわけですから、その増え方の凄まじさをご理解いただけるかと思います。
ですが、投資の利益はトレード技術だけによるものではありません。
もう一つ大事なものは資金です。
確かに月利20%のトレード技術というのは至宝物ですが、この技術も資金があればこそ活かすことができるということです。
仮に月利20%を実現したとしても、資金が10万であれば1年で89万1千円にしかならないということです。
これでは月の利益は10万円にも満たないということになります。
それとは逆に、月利10%のトレード技術(これでも十分凄いですが)しか持たない人であっても
資金が1000万円あれば年末には3138万円にもなっているということです。
このように資金の多さはトレード技術をカバーするものにもなるということです。
ですから、資金が豊富な方であれば、トレードを少し勉強すれば、富豪になることはたやすいことなのです。
逆に資金が少なすぎるという方は、トレード技術に磨きをかけても思うようにお金が増えないということになります。
「FXを始めるにはどれくらいの資金が適切なのか?」
そこで問題となるのは、どれくらいの資金を用意してトレードを開始すればよいのかということです。
ここまでの話をお聞きの方は、資金は多ければ多いほど有利だとお考えになるかと思われますが、
実はトレード技術と資金、これらはバランスが取れていないといけないのです。
つまり、トレード技術が未熟な方が多くの資金を入れても、資金の大半を失うことになりますので、かえって
多くの損失を出すことにもなるということです。
一番良い条件としましては、トレード技術が優れていて、かつ資金も豊富であるという状態で、この条件であれば、驚くほど効率的に資金を増やすことが出来ます。
ですが、ごく一般の方に条件を当てはめてみますと、
トレード技術はほぼなく、資金も少ないという方が大多数を占めるということになりますので
思いのほかトレードでは成功しにくいということがお分かりいただけるかと思います。
この状態からの改善策は、トレード技術を引き上げて
一定の資金を用意するということです。
このようにすることで、プロトレーダーへの足がかりを作ることができるのです。
次回に続きます。