トレードをするにあたってよく耳にするのが
メンタルが弱くて勝てないとか、最後はメンタルだとかいう言葉です。
メンタルとは精神のことを言います。
トレードではこの精神の力が試されます。
精神力とはストレスと戦う力のことを言います。
人はどんなときにストレスを受けるのか？
そんなランキングがありますので皆さんと一緒に見ていきましょう。
1.配偶者（夫・妻）や恋人の死 82.4
2.親族の死 77.0
3.親しい友人の死 76.1
4.家族の病気、怪我 73.7
5.離婚 72.3
6.配偶者・恋人・子どもの暴力 71.6
7.自分の病気やけが 71.4
8.多忙による心身の過労 71.3
9.失業・リストラ 70.8
10.配偶者や恋人の浮気 69.4
11.恋人との別れ 67.6
12.勤務している会社の倒産 66.8
13.配偶者（夫・妻）との別居 66.3
14.収入の減少 65.3
15.職場の人間関係のトラブル（上司、同僚部下、顧客など） 64.1
16.夫婦や恋人との喧嘩の増加 64.0
17.150万円以上の借金（住宅ローン除く） 63.3
18.ご近所とのトラブル 61.3
19.親戚とのトラブル 60.4
20.睡眠習慣の変化（不眠、過眠、不規則） 60.0
上記のランキングを一通り見ていただいて
これは耐えられないと思われた方はたくさんいるかと思われます。
つまり、基本的に人はストレスには弱く出来ているということです。
人はストレスに弱いということを本能的に知っていますので、私生活でもなるべくストレスを受けないような行動を取る傾向にあります。
それで話を投資に戻しますが、投資とは読んで字の如く、資本（お金）を投げることを意味します。
つまりは、ほとんどの人がストレスを受けてしまう行為をわざわざしていると言い変えることも出来ます。
その目的は投資した以上のお金を得るということですが、その目的通りに事が運ばなければ人はストレスを受けることになります。
上記のランキングで言いますと、お金に関するランキングでは14位に収入の減少、17位には150万円以上の借金と割と低い位置にありますが、これは金額の増加と共にストレスの値も上がりますので、例えば1千万円あるいは1億円以上の借金があるとすれば、その順位は更に跳ね上がることになります。
ではなぜ、そこまでしてお金を得ようとするのか？
それには人の欲が関係しています。
下に人の欲のランキングのデータがあります。
金銭欲は3位にランクインしています。
欲のランキング
1.睡眠欲
2.食欲
3.金銭欲
4.恋愛欲
5.物欲
6.その他
7.自己顕示欲
8.欲はない
9.出世欲
つまり、ストレスを受けるのは承知でお金を得るために行うのが投資だとも言えます。
8位には欲はないという方もランクインしていますので
このような方は生涯投資をすることもないかと思われます。
それで、本サイトは投資をして勝つことを目的としていますので、ストレスコントロールの術を身に着けて投資を成功に導かなくてはなりません。
最近の例で言いますと、ビットコインの価格の上下は
ビットコインに投資されている方にとってかなりのストレスを与えたと考えられます。
1月8日には1ビットコイン432万円の値を付けましたが
1月12日には321万円まで下落しました。
これはどの価格でどちらの売買をしたかにより異なりますが、例えば1月8.9.10日の3日間は400万円台で推移していましたので、この間に1ビットコインの買いを行った方は12日には320万円台と25％前後の下げを経験することになりますので、ビットコイン独特の値動きに慣れていない方にとってはかなりのストレスがあったと考えられます。
ビットコインは1日あたり30％前後の変動はよくあることですので、これを知っている方は逆に30％落ちたところで買いを入れる等の戦略を取ることも可能です。
またレバレッジを利用した取引では一日にして口座残高がゼロになることもありますので、そういうところも考慮する必要があります。
逆に言いますと、このような値動きがあるからこそ
値動きを知り尽くした方であれば利益を狙いやすいとも言えます。
ですが、このような立ち回り方を知らない方にとってはビットコインの価格変動は大きなストレスになると考えられます。
少し話が飛びましたが、メンタルの強弱や耐性は人により違いがありますので、ご自身の範囲で投資対象を選択し行う必要があります。
そのためにはそれぞれの投資の特性を学んだ上でご自身の許容範囲でこれを行うということです。