本サイトではコロナ問題についてこれまでに複数回取り上げておりますが
今回は主に経済面に焦点を当てて考察してみたいと思います。
「コロナ終了はいつ?」
多くの方が早くコロナ問題が終わってほしいと感じているはずです。
なぜならコロナの影響により仕事が奪われたり、したいことができないという状況が続いているからです。
多くの方がコロナウイルスの影響による制限に疲弊しているのではないでしょうか?
それで、コロナから開放されるのはいつになるのか?ということですが
これは今のワクチンの効果とそれを行使する割合に掛かっていると私は考えます。
現在のワクチンは初期のコロナウイルスに特化したものであり、現在の主流となる変異型に対応したものではありません。
もちろん、今のワクチンが変異型にまったく効果がないとは言えませんが
その効果は限定的だと私は考えます。
なぜなら、ウイルスが変異する理由は対策がされることだからです。
つまり、ウイルスは自身を複製することが困難な状況になると自らを変異させることで再び複製を可能とするからです。
つまり、人類側が対策としてワクチンを開発したとしても、ウイルス側はそれに対応するために変異を行うということです。
そうすると人類側は新たなワクチンを導入することになりますがウイルス側もまたそれに対応すべく変異を行うということです。
つまり、このままではイタチごっこでいつまで経っても終わらないということになります。
根本的な解決策は個人個人を完全に隔離状態にしてそれを2週間継続させることですが、実際にこれを行うことの出来る国は中国を除いてほぼ存在しないと考えられます。
中国は政府の力が絶対的であり、政府の命令があれば国民はそうせざる得ませんが、これが日本であれば基本的な自由を認められていますので仮に政府が国民に対して外出制限を行ったとしても、それに従う人もいれば従わない人もいるということです。
これではウイルスがいつまで経っても消えることはありません。
つまり、世界的にコロナウイルスを完全に消し去ることは難しいということです。
「残る手段は?」
変異型にも対応できるワクチン開発スピードとそれを一般化させること
残る手段はウイルスが変異するスピードよりも早く対応するということです。
これが出来るかどうかは未知数です。
また、ウイルス治療薬ですが、コロナ専用のものは各国で開発中であり
申請中のものもありますので来年以降に臨床試験が開始されると思います。
現在は既存の治療薬の転用により一定の効果は認められております。
「いつ終わるのか?」
今現在、各国でワクチンの接種が盛んに行われていますが、その効果が認められるまでには半年程度は必要になりますので、上手くいったケースで今年の年末に少し減ったかな?という程度になると思われます。
やはり、決め手は治療薬の開発に掛かっていますので、それを考慮するとあと2~3年は必要かなというところです。
ですから、今現在コロナの影響で生活が苦しいといった方はあと2~3年は
対策を講じないといけないということになります。
「コロナ後の世界」
コロナが収束へ向かい、感染の心配がなくなった頃に持ち上がる問題は
経済的な問題かと思われます。
日本政府からすればこれまでのコロナによる保障での支出が兆単位となっていますのでこれらを回収しなければなりません。
それで考えられるのが増税です。
この名目はわかりませんが、コロナ保障税などの名目で新たな税が追加されるかもしれませんし、消費税アップや各種税金の引き上げなど様々なパターンが検討されるはずです。
つまり、現在経済的弱者の方々にとってはコロナが収束しても
まったく喜べないといった状況になるということです。
ここまでが先の見通しですが、これらを知った上で、今何をするべきなのかをそれぞれの方が考えるべきだと思います。
例えば、コロナが収束するまでの期間と考えられる2~3年間は
どのようなことをすることが最善なのかということを考えるということです。
そうすることで、その後に待ち構える増税にも対応できるということです。
ですが、何もしないままでいますと、コロナをやり過ごせたとしても、その後の増税で破綻してしまうということです。
ですから今が考え時なのです。