お金持ちになりたい、こう思われている方は多数存在します。
ですが、実際にその思いが実現するのはほんの一握りの方のみです。
ではなぜ、そうなるのか、ご自身でお考えになったことはおありでしょうか?
今回はなぜ多くの人はお金を得たいのにそれが実現できないのか?そして、実現するためにはどうすればよいかについてお話したいと思います。
「スタート地点の違い」
人はそれぞれ才能を持って生まれてきます。
スポーツの才能、音楽の才能、絵の才能etc…
そして、生まれながらの環境も違います。
裕福な家庭もあれば貧困の家庭もあります。
そして、それらは選ぶことはできませんので
生まれながらにして有利不利というものが存在します。
よく、公平性や不平等などといったことが一般的に言われていますが、人はそもそも生まれながらにして
不平等だということなのです。
お金に関してもそうであり、親が裕福であればその子供も裕福であり、逆に親が貧困であれば、その子供も貧困だということです。
これは紛れもない事実であり、このようなことを教えないばかりか隠そうとしていることにそもそも問題があります。
ですが貧困であっても才能があればお金を得ることは難しくありません。
スポーツの才能があればプロのスポーツ選手、音楽の才能があればプロのミュージシャン、漫画の才能があればプロの漫画家というように才能そのものがお金になるからです。
それで問題は、貧困でかつ才能のない状態で生まれた場合にどうすればよいかについてです。
いわゆる凡人のカテゴリーに属した場合です。
その他大勢という括りです。
「価値(お金)を生むのは希少性」
お金を得るためには価値を生み出さなければいけません。
メジャーリーグの大谷選手のようにピッチャーとしてもバッターとしても一流であるという選手は他に類を見ません。
かつて、ベイブルースという選手が打者としても投手としても一流の成績を残したという偉業が語り継がれてきましたが、それは100年も前のことです。
これは誰にも打ち破ることができない唯一無二と言われていた記録です。
ですが大谷選手はそのベイブルースの記録を超える勢いで記録を更新し続けているのです。
現在行われているMLBチャリティーオークションではオールスターで着用した大谷選手のユニフォームは1200万円の値を付けるまでに高騰しています。
これは同じくオールスターに出場して最優秀選手(MVP)に選ばれたゲレーロJr選手の20倍以上の値段となっているのです。
これだけでも、どれだけ大谷選手が海外で評価されているかがお解りいただけるかと思われます。
あのイチロー選手からも世界一の選手になるべき人だと評価されていますが、まさにその通りの結果を残しているというのは驚くべきことです。
投打ともに記録を更新し続ける大谷選手は誰一人として疑う余地がないほどに野球の天才的な能力を持って生まれた選手だと言えます。
ここでは大谷選手を例にしましたが、誰も成し得ないことができるということは類稀な希少性であり、それがお金を生むのです。
100年に一度の選手に皆が注目し、普段野球に興味がない層の人が球場に足を運んだり、ニュースに取り上げられ、CMに採用されたりと大きなお金が動くのです。
そして知名度が上がるほど、さらに大きなお金が動くことになります。
少し前にテニスの大坂なおみさんが世界ランキング1位となりブレイクした際の2020年の収入が40億円、2021年の収入では更に増えて66億円になっているということが報道されています。
大谷選手も今現在は数億円程度の年収ですが数年後には数十億円単位の年収になっていることは間違いないでしょう。
これらの例のように世界一の実力があれば収入も世界ランクになるのです。
次回へ続きます。