生まれ変わるということ

多くの方は特別な才能を持たずに生まれてきます。

これは悲劇なのでしょうか?

好ましいことではありませんが、それがごく一般的なことであり、むしろ、特別な才能を持って生まれてくるということの方が稀なのです。

そして誰もが天才であれば、それはもはやもてはやされるということもなくなり、それはお金を生まないものになってしまうのです。

「才能のない人はどうすればよい?」

いわゆる凡人のカテゴリーに属するその他大勢の一般の人たちはどのように生きればお金を生み出すことができるのでしょうか?

多くの人は会社という組織に属したり、何らかの商売(自営)をしたりします。また公務員を目指したり、ある人は資格を身に付けてそれを活かそうとします。

これらは古くから存在するお金を得るためのシステムの雛形であり、それに準ずることで一定のお金を得ることが保障されます。

その他大勢の一般の人たちはこのような決まった手段を用いてお金を得ることが普通になっているということの裏返しでもあります。

多くの人は夢や希望を抱きますが、現実的にはそれを叶えることは難しく、このような型にはまった生き方しかできないということになりがちなのです。

「才能なしで大金を得るには?」

ですが、多くの人は特別な才能は持っていませんが大金を得たいと考えています。

これは原理原則的には、成し得ないことです。

なぜなら、希少性のないこと(多くの人が簡単にできてしまうこと)はお金を生まないからです。

私は投資家ですが、投資家になることはごく一般の方が特別な才能を持たずして大金を得る可能性のある唯一の方法だと考えています。

なぜなら、投資家には年齢性別などの制限もありませんし、参加するための資格も必要ありません。

またアスリートのようにずば抜けた運動能力や
アーティストのような特別な才能も求められません。

誰もが、望むならなることができる、それが投資家だからです。

お金を得る方法は無数に存在しますが、世の中に存在する中で最も容易にお金を得る方法、それが投資家になるということなのです。

ですが、この投資においても、一定レベルの知識と経験は必要となり、それがなければ勝てないのです。

私は1996年にM株やY株などを主に売買をして、2004年にはA株やG株を買い資金が1億円を突破することになります。

M株というのはMSFTマイクロソフト株のことであり、Y株というのはYHOO米ヤフー株、A株というのはAAPLアップル株、G株というのはGOOGグーグル株(現在はアルファベット株)のことです。

AAPLやGOOGというのはティッカーシンボルと言い、株を発注する際に用います。

株取引の利点はそれ自体が成長するということです。
株式を発行している会社に利益が出て大きく成長すればそれに伴って株価も上昇するという仕組みです。

私に大きな利益をもたらした源泉はこれらの会社の成長です。

これは為替取引にない利点です。
為替取引の場合は取引対象が通貨ですので、それ自体は成長しません。(通貨は国の信用であり、通貨自体が利益を生み出すということはありません。)

ですが、国が信用の母体となるため、会社のように価値がゼロとなる倒産がありませんし、不祥事などもありません。
つまり安定性の高い取引が可能となるのです。

加えて株式と比較して高いレバレッジを用いた取引が可能となりますので、安定性を保ちつつ大きな利益を得るということが可能となるのです

1998年には一般人が為替取引をするということが認められ『改正外為法』この頃に私はデンマークのSAXOBANK(現在は本国口座は閉鎖)に口座を開設し取引を始めることになります。

この頃に私は株取引と為替取引の二刀流をしていたということになります。

株取引と為替取引の大きな違いは、株式は会社の価値を売買しているのに対して為替取引は通貨の相互価値の取引だということです。

例えば米国人にとって1万ドルは常に1万ドルですが、日本人からすると、その1万ドルが80万円になったり120万円になったりするわけです。(ドルの対円での価値が変動するため。)

そのことが取引機会を生み、それを利用して利益を上げるということが可能となるわけです。

ここで留意しておきたいことは、株式は元値の百倍以上の価値になることもありますが、為替にはそのような大きな変動はないということです。
例えば1ドル100円が10倍の1000円になることすらありません。

その代わりに、為替取引には高いレバレッジが設けられていて資金の100倍以上の取引(海外の場合)をすることも可能です。(国内は規制強化により25倍までに制限されています。)

このように株式には株式のメリットが為替取引には為替取引のメリットが存在するのです。

「答えは投資家を目指すこと」

前置きが長くなりましたが、特別な才能を持たないごく一般の方がお金持ちになるという目標を叶えるには投資家になるのがもっとも良い選択になります。

このことを知っているかどうかでその後の人生が変わると言っても過言ではないのです。

もちろん、投資家になるにしてもそれ相応の努力は必要となりますので、簡単にお金を儲けたいからという理由のみで投資家を目指すのであれば、やはり成功することなく終わることになるでしょう。

ですが、まじめに努力するという心構えがあるのであれば投資家を目指すべきです。

たとえ今の現状が月収20万円のサラリーマンだとしても
投資の能力さえあれば数年後には億単位の利益を出すということも可能となるのです。

それが投資家の凄さです。

それでは、具体的にどのようにすればそれが実現可能となるのでしょうか?

次回はそれについてお話していきます。