差はどこで生まれるのか?

みなさんは投資を始めて自分は今どの段階にいるのかについてお考えになられたことはお有りでしょうか?

投資は継続した期間に応じて上手くなって、利益を出せるようになるものではありません。

たとえ10年継続していたとしても利益を出せない人は出せないままなのです。

その一方で僅か数ヶ月で利益を出せるようになる人も居ます。

この違いはどこにあるのかについてお考えになられたことはお有りでしょうか?

私が答えを言う前にみなさん自身が考えるということが大事なのです。

ですから、此処から先は読まずに皆さん自身で答えを出して下さい。

「投資で勝つために要求されるもの」

みなさんが何かのプロになりたいとします。

ここでは仮に大谷選手のようなプロの野球選手になりたいとします。

そのために、あなたは何から始めますか?

体力作りですか?
ピッチングフォームの練習ですか?
素振りの練習でしょうか?
練習試合をたくさんすることでしょうか?

これらのどれもが正解ですが、一度にまとめてすることははできませので、一つ一つを時間をかけてこなしていく他ありません。

そして、これらの練習を一区切り終えたならば、以前よりあなたは野球については一般の方よりも上手くなっているはずです。

これが練習の効果です。

ですが、それだけではまだプロの選手として活躍するには不十分です。

なぜならこれらの練習メニューはほとんどの選手が行っていることであり、これらすべてを行うことで、ようやく並の選手の入口に立てたということに過ぎないからです。
つまり、あなたはその他大勢の選手の一人になれたのに過ぎないということです。

あなたがプロの選手として活躍するには際立った成果が求められます。

「その先に行くということ」

プロの選手として活躍するためには一般選手のその先のレベルまで到達していなければいけないということです。

一通りのことができた上で、さらにそれぞれのレベルが
一般選手を凌駕し、トータルでははるか上を行くくらいでないといけないのです。

ここまで聞いて大変だなと思う方がほとんどかと思われますが、これは大変なことではなく、楽しいことなのです。

インタビューでも大谷選手は、皆と同じ練習をしてここまで来れたと答えていますし、野球を楽しんでいるから練習を辛いと思ったことはないとも言っています。

つまり、大谷選手自身は特別大変なことはしていないということなのです。

ではなぜ、世界有数の野球選手になれたのか?
ということになりますが、それは大谷選手が元々成功する
素質を持っていたということです。

大谷選手は趣味は野球と答えるほどの野球マニアです。
それ以外のことにはまったく興味がないとも言っていいほどののめり込みようなのです。
これはイチロー選手にも共通するものがあります。

野球のスキルを引き上げるためにはそのための練習を続ける必要がありますが、野球を楽しんで行うことでそれら一つ一つのクオリティーが並の選手の上を行くものとなっていたのです。

仮に練習が苦痛だと思ってしまっていたのなら
ここまでの選手になることはなかったとも言えます。

「成功する成功しない、その違いとは?」

では最初の質問の答えですが、同じことをしていても質が違うということです。

同じ練習メニュー、同じ環境であったとしても
出来る人、出来ない人、両者には違いが出るということです。

その違いは、個人個人の打ち込み度によって変わってきます。

どれだけ集中し、どれだけ深く心身に刻み、どれだけ発想を巡らし自分のものへと昇華させるかということです。

これが、できる人とできない人では天と地ほどの差が出るということです。

簡単に言うならば学ぶ姿勢の違いです。

これは個人の思想に根ざす本質的なことですので
学ぶ姿勢のない人は10年学習したとしてもその内容は単に垂れ流しているに過ぎず、まったくもって身についていないということなのです。

逆に何事にも集中し取り組む人というのは
同じ内容のことを学習したとしても際立った成績を残せるということです。

これが出来る人と出来ない人の違いです。

投資を学習するにしても、それ以前に自分自身の考え方に不備があるとするならそれらは身につくことがないということなのです。

何を行うにしても良い結果につながるかどうかは
すべてはあなた自身に掛かっているということです。

あなたは投資のプロになり、投資で生活をしたいとお考えですか?
だとすれば、一流の学習方法を実践できるよう、自分自身を変えていく必要があります。