失敗しない投資とは?

投資を開始するにあたって最初に考えなければいけないことはお金を増やすことではなく
お金を減らさないということです。

投資はお金を増やすことを目的として行われますが
お金を増やすということはどんな方法を用いるにしても
それなりのリスクというものが発生します。

例えば、銀行預金はノーリスクのように思えますが
1000万円以上の預金をしていて、その銀行が倒産した場合はそれ以上の預金分は保障されないこともあります。
また、銀行にお金を預けっぱなしにして10年間放置した場合はそのお金は国に没収されるのです。

この没収制度は2009年から開始されていますが、私達が何も情報を得ないままでいると、このように勝手にルールを書き換えられて不利な状況に追い込まれてしまうということなのです。

例えば、○○銀行と○○銀行に1000万円ずつ預けているから老後も安心などと考えていたら知らない間にそのお金はすべて没収されていたということにもなりかねません。

ルールや法律はコロコロと変わりますので、常に情報を得ていないと知らない間に大損をさせられてしまうということにもなるのです。

2024年度には日本銀行券の新札が発行されるということが決定していますが、これを機に旧札(今までの1万円札など)を使えなくしてしまおうという議論も巻き起こっているのです。(これは決定事項ではなく、そういう話も出ているというレベルのものです。)

仮にそれが実現した場合は、家庭に眠っている総額50兆円ともいわれるタンス預金や金庫に保管されているお金が、知らない間に無価値にされてしまうということです。

仮にそうなったとすればこれは知らなかったでは済まされない問題になります。
お金を大事に保管していたつもりが、逆手をとられて使えなくされてしまうのですからたまったものではありません。

これは個人のタンス預金のあぶり出しとも言われていますが、お金が無価値になる前に新札に交換しなければいけないということで脱税目的で金庫に隠していたお金もこれで捕捉できるという意味合いがあります。

ですが、この話は以前から噂されていたことであり、
新札発行の度にその可能性について議論されて来ましたが、決定されたことではないということです。

現在、これを利用した詐欺も流行っているということです。
ですから、何が本当のことなのかを見極める目を持たなければいけないということです。

本題に戻りますが、投資にはリスクが付きものです。
ですから、投資を行う際にはリスクをコントロールするということが求められているということです。

例えばみなさんがFXのトレードを開始したとします。
もちろん、この目的はお金を増やすことですが、
その前にお金を減らさないということを学ばなければいけないということです。

仮に100万円の資金を用意してFXのトレードを開始したとします。
ここで大事なことは200万円にすることではなく、100万円から減らさないということです。

そのために、しなければいけないことはたくさんあるのですが、そのうち幾つかをあなたは答えることができるでしょうか?

もし、1つも答えられないとしたら、それは投資をする以前に失敗しているのです。

投資は増やすために行うものですが、それ以前に減らしてはいけないのです。

仮に100万円から200万円に増やしたとしても、次の日に50万円にしてしまっては意味がないのです。

投資はバランスです。
増やすという攻めと、減らさないという守りのバランスなのです。

このバランスがうまく取れていないと良い投資は出来ないのです。

仮に守りに徹した投資を行ったとしましょう。
この場合、資金はほとんど減ることはありませんが
増えることもないといったことになります。

これでは投資をする意味がありません。

次に攻めに徹した投資をしたとします。
この場合、短期間で2倍になることもありますが
また同時にほぼ全額を失うこともあるということです。

ですから攻めと守りのバランスが大事なのです。

増やすことだけに目を奪われていては足をすくわれかねないということです。

「攻守のバランスが取れてこそプロの投資家」

そうです、プロの投資家というのは、攻めと守りのバランスが絶妙で破綻なくお金を増やせる術を持っているということです。

投資はギャンブルではないのです。
見境なくお金を増やすことだけに注視しているわけではないのです。

思考を巡らせ最善の策を見出すのが真の投資術なのです。

決してお金を増やすことだけに走らず、周囲のことも気遣う。
あなたがそういう投資家になりたいと思うのであれば
私にはそれを助ける用意があります。