今年も残すところあと僅かとなりました。
皆さんにとって2021年はどのような年でしたでしょうか?
今年一年を振り返りますと、仮想通貨関連の進化と多様化がめざましく、それに付随した投資対象も増えてきているという現状を目にしました。
それらについて習熟し、そして吟味し、取り入れ、投資の更なる進化に努めたいと心を新たにしております。
今年印象に残ったものとしては新規発行の仮想通貨で初値の10倍から100倍の値を付けるといったものが続出していて、資金の少ない方にとってくじ引き感覚でプレセールに応募するということが投資の1つの形として定着しつつあると感じました。
一方でこれまで通り資金が一定量ある方であれば
数千万円までの運用ではFXが優れており
数億円の運用ではGAFAなどの米国巨大IT企業に投資するのが成長性と安定性で一番かと思われます。
私は株価が急騰した際には売却し、戻したところで買い戻すという戦略を用いています。
仮想通貨の現物投資ではビットコインとイーサリアムの二強は来年以降も手堅い選択肢となるはずです。
仮に買った分をそのままウォレットに入れて数年放置していたとしたら、それだけで驚くほどの利回りが出ているはずです。
私は法定通貨のままで保持することに意味がないと感じていて、利用予定のない現金はこれらの投資対象物に変換しています。
前々回にもお話したと思いますが、10年間ビットコインを持ち続けることで数倍の価値になるという期待値がありますが、仮にその10年間を現金のままで持ち続けていたとしたら、同じ価値どころか数分の一の価値にまで下げられてしまうということです。
特に私がそう感じるのは、一昔前に1億円を超えるマンションは億ションと呼ばれ話題となり、ニュースにも取り上げられましたが
今では1億円を超えるマンションはありふれていて、10億円を超えるマンションでさえ乱立しているといった状況です。
つまり単純に言うのなら、お金の価値は一昔前と比較して10分の1以下になったということなのです。
ですから、現金で同じ価値を維持するためには、この期間内に10倍以上に増やさなければいけなかったことになります。
これは一般的な運用、例えば預金や投資信託ではとても実現できない数値です。
これを実現するためには米国株投資や仮想通貨への投資、FXなどといった運用方法が必須となるわけです。
「トレードスキルは不変の金脈」
投資対象も以前とは比較にならないほどに増加し、これからも投資のスタイルは時代と共に移り変わっていくことになるでしょう。
ですがチャートを読むというスキル自体は今後1000年が経過したとしてもその価値を失うことはありません。
それは根源的なものだからです。
これから先、投資対象は増えていくことでしょう。
ですが、何にお金を投資するにしても、そこには値動きというものが確実に存在します。
これはどのような投資対象であっても共通するものです。
安く買って、高く売る、これとは反対に、高く売って、安く買い戻す。
これらは投資の根幹であり、利益を出すために昔から行われてきたことなのです。
これらを総してトレードスキルと呼びます。
そして、トレードスキルは投資を行うにあたっての核となるものであり万能スキルなのです。
今現在も仮想通貨への投資で成功されている方が多数いらっしゃいますが、その中でもチャートを理解されている方はごく一部です。
今のように仮想通貨に勢いがある内はそれでも良いのですが、バブルが弾けた後にチャートを読むスキルがない方というのは、今までのようには稼げないといった状況に陥る可能性が高いと言えます。
チャートを理解していれば現物の買い時、売り時も判りますし、仮想通貨のFXを利用して値下がり中であっても利益を出すことができるのです。
つまり、どのような状況になったとしても利益を出せるようになるということです。
バブルの波に乗ることで、億単位のお金を一時的に手にすることが出来たとしても、相場状況が一変した場合には、これまで築いた億単位のお金を一瞬にして失う危険性もあります。
投資を続ける以上、その危険性が消えることは決してないのです。
ですが危険性というのはコントロールできるものでもあります。
稼ぐということは攻めであり、資金を失わないようにすることは守りです。
投資でお金を増やしていくためにはこれら攻防のバランスが重要なのです。
どちらかに偏っていてはお金は増えません。
優れた投資家というのはこれらのことを熟知していて、攻めるべきところでは攻め、また守るべきところでは守りに徹します。そうすることで事前に危険を回避するのです。
さて、あなたの攻守のバランスはいかがでしょうか?
このことについて十分に考えることはあなたの投資スキルを引き上げることにもなります。