あなたがビットコインを買うか買わないかを今から決めて下さい。
条件はこうです。
1ビットコイン(現在価格545万円)を買うか買わないかを
あなたは選択しなければいけません。
ビットコインは無料で貸し出されますが、今より値が下がった場合、下がった分の支払いをあなたはしなくてはいけません。
また値が上がった場合は、その分を受け取ることが出来ます。
貸出期間は最長で今から1年間です。
その期間中の決済はいつでも可能ですが、1年後には必ず決済をしなければいけません。
考えられる時間は10秒です。
今から、買う、買わない、を決めて下さい
さあ、どうしますか?
さて、みなさんは答えを出されたでしょうか?
私がその答えを言う前に別の話をしたいと思います。
「成功するためには我武者羅な努力は不要」
投資で成功してお金を得たいのであれば、無理無駄な努力は一切行わないことです。
それは時間の無駄になるばかりか、成功を阻害するもとなるからです。
ではどうすればよいのかと言いますと、綿密で計画性のある行動を取る(意義のある努力をする)ということです。
抽象的で理解しにくいと思われますので具体的に説明していきます。
投資で大事なことは、先を読むということです。
これから流行るもの、大きくなる事業、未来には必須となるもの、これらをいち早く捉えて投資するのです。
そうすれば、多くの一般人が気付いた頃には、すでに爆発的な利益が出ているということです。
誰も見向きもしない、あるいはその存在すら知られていない頃に投資を行えば将来の価値の十分の一いや百分の一の価格でそれを手に入れることができるということです。
例えば、ビットコインが誕生した2009年当時はほぼ無価値(0円)というのが人々の認識でした。
一般的な感覚であれば、通貨でも物でもない、理解不能なものに値段をつけるということ自体おかしなことで
多くの人にとっては遊びの範疇なら良いのでは?といった認識でしょう。
その後に、ビットコイン1枚(1BTC)を発掘するための電気代(マイニング費用)として0.07円が必要になるということで、はじめて価格が設定されることになります。
その後、はじめて決済に使われたのがピザの支払いで
この時に、ピザ2枚に対して10000BTCが支払われています。
(現在価格にして540億円程度)
もちろん、この頃にビットコインの将来的価値を認めていた人は皆無でしたので、このようなことが行われたのですが、このピザを販売した人に先見の明があったとしたら
今頃は百万長者になっていたということです。
その後、ビットコインは取引所で取り扱われることになりますが、その頃の価格は約5円(現在の百万分の一)でした。
ちなみにこの時に1万円分を買っておけば現在は100億円を超える価値になっているということです。
もちろん、ビットコインが出た当初は、このようなものに金銭的な価値があるのかどうかという疑問を持つ人がほとんどでしたし、だからこそ、安値で買えたということもあります。
ほとんど人はわけのわからないあやふやなものへはお金を出したがりませんので、しばらくの間ビットコインは安値で放置されていたのです。
実際、私もこの頃のビットコインについては懐疑的でしたし、政府の圧力により取引を停止される恐れもあり、実際にそうなれば価値は0円となりますので、価格は見ていましたが購入は見送っています。
私が実際にビットコインを購入したのは5000円を超えてからです。
その頃になって、ようやく一部の国がビットコインを通貨として認め始めたからです。
私の話はどうでもよいのですが、ここでみなさんにお伝えしたいことは、他人の評価はあてにしてはいけないということと、多くの人が駄目だと思っているものに実はチャンスが潜んでいるということです。
あともう1つは、自分が捨ててもいいと思えるくらいのお金は可能性を買うつもりで捨てていいということです。
仮にビットコインの誕生の時期には信頼性もなにもない状況でしたが、この頃に将来性に賭けて1万円分でも買っておいて放置していればもうそれだけで億万長者入りしていたわけです。
みなが価値がないと思うものに、将来的に価値が見いだされることもあるということです。
ですから、これから先も何処かに同じような価値が眠っていてもおかしくはないということです。
そして、さらにもう1つ
これは注意点となりますが、バブルの状態のものを買ってはいけないということです。
人々が熱狂をしはじめますと立ちどころにそのものの値段が上がります。
それで、この値段が急騰している最中にそれを買ってはいけないということです。
いかにそれが将来有望視されるものであったとしてもです。
熱狂の後には鎮静が来ますので、そのときに大損することになってしまうからです。
将来性のあるものを買うということは良いことなのですが、それがあまりにも高い状況にあるときには、手を出してはいけないということです。
さて、そろそろ、最初の答え合わせをしたいと思います。
この質問の答えですが
これは、「買い」の一択となります。
いろいろと考える必要はありません。
無料で貸し出しされる権利と収益化の権利を得れるわけですから断る理由などないのです。
一般の方は、もしビットコインが値下がりして、その分の支払いが出来なかったらどうしようかと、このように考えられたかも知れません。
それは、ごく一般的な人が考えそうなことで、それについて否定もしないのですが、こと投資家としての才覚が在るかどうかと申しますと、全く無いというのが答えとなります。
無料で利益を得られるというチャンスが与えられたわけですから自分から断る理由は何処にもないからです。
それに気づけなかったことがそもそも才覚がないということです。
通常、これと同じ権利を有するためには545万円の現金を対価として支払わなければいけません。
つまり、最初に提示された条件は、この545万円を1年間無料で貸付しても良いという条件だったわけです。
この見極めができていないということが投資家としては致命的だということです。
ですが、この質問に正解されなくてもあなたが投資家として成功しないということではありません。
人は成長することができるからです。
あなたに向上心があり、今の自分よりも賢く、そして良い判断ができるようになりたいと思い、その努力を惜しまないのであれば必ず優れた投資家になれるということです。
今年も是非頑張って下さい。