1.逆張りを行わない
とくにトレード経験の少ない方はチャートが大きく伸びた後の反動で利益を出そうとされる方が多いです。
つまり、チャートが大きく上昇したのであれば
その反動の下げに期待して、大きく伸びたところで逆張りの売りエントリーを仕掛けるといったことです。
これの何が悪いのかと申しますと、相場が一方通行になった際には下がることなく上昇を続けることになるということです。
つまり、かなり上がった時点で売りエントリーをしたとしても、そこから更に相場が上がり続けると、損失だけが大きく膨らむといったことになるのです。
2.複数の時間足で確認する
一般の方は、今が相場全体の流れのどの部分なのかを認識せずにトレードを行っているといったことがほとんどです。
これでは大きな流れが出た際に大きく負けることになります。
とくに1分足や5分足ばかりを見てトレードを行うと、
大きな流れが出た際に対応できずに大きな損失を出すことにもなります。
相場全体の流れを把握するためには日足、4時間足、1時間足の確認も適時行う必要があります。
そうすることで、大きな流れが出る前にそれを察知し
対策を講じることができるのです。
3.時間の概念を取り入れる
相場の動きは時間帯により変化します。
例えば日本時間の9時から15時は比較的穏やかな動きが多く、16時以降は時に大きく動き、22時以降は一方的な流れになりやすいという傾向があります。
これは各時間帯の相場参加者が異なるためであり、
日本時間は日本の参加者がほとんどなので動きが少なく、ロンドン市場の開場時間にはロンドン勢、NY時間の開場ではアメリカ勢が相場に参加することになります。
とくにアメリカ勢の中にはヘッジファンドが多く存在しますので、その資金が市場に投入されると大きな動きとなりやすいのです。
ですから、トレードで利益を出したいのであれば
細かな波動の動きを捉えたトレードは日本時間、ロンドン時間は突発的な変動に注意し、
アメリカ時間は大きな波に乗るといったことが重要となります。