トレード利益の出し方

皆さんがトレードを始める理由の筆頭として挙げられるのはやはりトレードで利益を上げるということではないでしょうか?

少し、私の話をさせていただきますと私の場合はトレードで利益を出すことが一番の目的ではなく、トレード自体を研究することを主な目的としてトレードを行っております。

一般の方には少々わかりずらいかと思われますので、わかりやすく言い換えますと、チャートの動きには様々な意味が込められており、それを読み解くということに関心があるということになります。

一般の方は、そのようなことには関心がないと思われますので、ここではどのようにしてトレードで利益を出せばよいかについて解説をしていきます。

【種別の選択】

トレードをするにしても今では対象とするものが多数存在しております。トレードで効率よく利益を出すためにはその中でも適切なものを選択する必要があります。

例えば、株式、FX、暗号通貨といったものが今の代表的なものになりますが、その中でも最も推奨できるものはFXとなります。

この理由としましては、取引量が多く値動きが安定しているということ、株式のようにインサイダーがないため公正さが保たれていること、以上の2つが大きな理由です。

そして、もう1つは海外の取引業者を利用することで大きなレバレッジを掛けられるということと、ゼロカットシステムにより日本の取引業者のようにいきなり借金を背負うといったリスクがないということです。

【FXで利益を出すために重要なこと】

皆さんはFXで利益を出すためには何が必要だと考えておられますか?

勝てる手法ですか?優れた自動売買でしょうか?
これらはネット上ではもはや勝つための代表的なものだと言わんばかりに浸透しております。

ですが、私の答えはこれらとは全く異なります。

私の答えは分析と計算です。

チャートがどのような動きをするのかを分析し、それに合わせて計算しトレードをするのです。

私のトレードの素となっているものはリアルタイムの分析と計算です。

一般的な手法はなぜいけないのかと言いますと、手法というものは、ある特定の場面でこう動くと想定しているものであり、それを元として、手法は作られています。

ですが実際の相場では必ずしも想定通りに動くことはなく、そのほとんどは想定外といったことになりがちです。

ですから手法を使うということは、チャートが想定外の動きをした場合には負けるということも意味しています。

つまり、手法を使い続ければ続けるほど、想定外(ランダム)な動きが続いた場合には負け続けるということになります。

これは自動売買(EA)についても同じことが言えます。
EAは手法を自動化したものになりますので、その手法が通用しない相場が継続したケースでは負け続けることになります。

【複雑な相場に対応するには】

ネット上には勝率○○%の手法や、毎日○○万円稼げるといった自動売買の宣伝で溢れ返っています。

ですが、実際にはそのようなものは存在しません。

なぜなら、相場というものは基本的にランダムに動くものであり、同じ手法や、自動売買が通用するほど甘くはないからです。

仮に手法を使って勝つということであれば、相場毎に手法を切り替えていかなければならず
これはもうチャートをある程度読めなければ出来ないレベルになります。

つまり、主は手法ではなく、チャート読みだということです。

【一般の方がFXで勝つには】

一般の方に今すぐ私と同じようにリアルタイムに分析し計算しエントリーしてくださいと言ったとしてもほぼ実現不可能でしょう。

それを実現するためには一定の訓練期間が必要となりますし、ご本人の努力も必要となります。

世の中の多くの人は労さずに簡単に勝ちたいという人ばかりですので
この事実を知ったとしても、現実的には対応できないという人がほとんどになるでしょう。

そのような中でも、私は勝つためには努力を惜しまない
という方は、次のことを実践してみてください。

【FXで勝つために必要なこと】

1.適切な通貨ペアを選ぶこと
為替取引をするにあたって効率の良い通貨ペアとそうでない通貨ペアが存在します。
この内、もっとも勝ちやすい通貨ペアを選択することです。
基準はボラティリティー(変動幅)が大きく、動きが安定している通貨ペアです。
参考までに私が最近トレードした通貨ペアはNZDJPYとGBPJPYです。(日々の値動きにより選択する通貨ペアは異なります。)

2.適切なロットでエントリーすること
ロット(ポジション数)が適切でないと利益が少なすぎたり、自動ロスカット(損切り)されることになりますので
ロット数は少なすぎても多すぎてもいけません。値動きに合わせたロット数を選択しなければいけません。
参考までに、私の場合はレバレッジ50倍を基準としてその都度調整しながらトレードを行っています。

3.高すぎる目標設定をしないこと
トレード=お金と考えている方は難しいかも知れませんが
相場の変動(動き方)は日々異なり、利益の出しやすい相場とそうでない相場はランダムに訪れます。
日毎に高すぎる目標金額を設定してしまうとそれをクリアーしようとするあまりオーバートレードをして資金を失うことになりかねません。
私がバランスが良いと考えるのは週単位の目標設定ですが
たとえ金額を設定したとしても、その目標を目処にする程度にしておいて、クリアーしなくても良いというふうにゆったりと構えてトレードに臨んでください。

4.優位性に則ったトレードを心掛けること
トレードを行う際には短期足だけではなく、1時間足、4時間足、日足も参考にし、全体の流れは何処に向かっているのかを把握した上でポジションを取るようにしてください。
例えば長期足で上昇中であり、短期足で下降している場合は
現時点で上昇中の押し目の可能性が高く、その後に再上昇する確率が高くなります。

5.わからないときはトレードをしないこと
相場がどちらへ動くのかわからない、自分で判断できない、といったときは無理にエントリーポイントを探すのではなく、チャンスだと思えるまで待つことです。
わからない相場でエントリーをすることはギャンブルをしているのと同じだからです。

6.トレード毎に分析をして、敗因と勝因、改善できる点をまとめること。
(日々トレードの改善を行うことで勝率の安定化を図ります。)
とくに、負けトレードの原因を知り、それを改善することが安定したトレード成績に繋がります。

7.適切な取引業者を選択すること
同じFX取引をするにしても、取引をする業者の選択により成績が変わってきます。
これは業者ごとに設定やルールが異なるためです。
(レバレッジの倍率、ロスカット水準、ストップレベルの有無など)
また実際の利用者からスリッページ(発注の際の滑り)具合などの表向きにはわからない情報はTwitterで検索して調べます。
より有利な業者で取引をすることは最高の成績を出すことに繋がります。
口座を開設する際にはIBサイト(キャッシュバックサイト)経由で開設をすることです。取引手数料を最小限にすることができます。

その他、海外取引業者を利用する際の注意点など

海外の取引所で一番の問題となるのは出金拒否です。
この理由は様々ですが、悪質業者による故意のものと
健全な業者であったとしてもユーザー側が業者が定めたトレードルールを守らないことで出金拒否になることもあります。
(ゼロカットを悪用した異なる口座間での両建て、秒スキャなどの業者側が損失をカバーできない過度なスキャルピングなど)

ボーナスのある業者はボーナス規定違反による出金拒否、
その他、出金ルール(入金と同じルートで出金すること、入金履歴のあるルートで出金すること、利益分は銀行振込など)の業者規定があります。

業者の規定についてはそれぞれのサイトに詳細が掲載されていますのでそれらを一読することをお勧めします。

【禁断のゼロカットを利用したハイレバ取引】

これはバイナリーオプションと同様の考え方なのですが
次のローソク足を予測できれば、そのタイミングでハイレバトレードをして利益を確定させることが出来ます。

仮に1分足で勢いよく陽線が出続けるのであれば、ハイレバで買いのエントリーを行い、陰線が確定する、もしくは想定しているpips数を獲得したタイミングで決済を行います。
その差額のpips分✕ロット数が利益となります。

仮に10pipsを獲得したとして、10lot(100万通貨)で取引をしていた場合は
およそ10万円の利益を1度で獲得することが出来ます。

例えばNZDJPYで10lot(8600万円分)のエントリーをするためには、レバレッジ100倍で86万円、1000倍で8.6万円、2000倍で4.3万円、無制限なら2万円以上(スプレッド分)が必要証拠金となります。

NZDJPYのエントリー時の必要スプレッド分のpips数が2.0pips(2万円分)、逆行分として2pips(2万円分)の保険を入れて計算しますと、2000倍口座で4.3万円を入金して取引、もしくは無制限口座で4万円の証拠金があれば、チャンスのタイミングでエントリーすることで1~5分で10万円を獲得できるという計算になります。

証拠金が4万円の場合は2回に1回の成功(勝率50%)で資金が2万円増えていく計算です。

バイナリーオプションは最大で2倍(4万円の投資で8万円)であり、かつ、勝率60%以上が必要となりますので、3倍(4万円の投資で12万円)以上に増やすことが可能なハイレバ取引はバイナリーオプション以上に資金効率が良いと言えます。

開始資金が10万円程度と少ない場合は、この取引方法で数日で100万円にすることができます。

ただ、資金が100万円以上になったら普通のトレードに切り替えることをお勧めします。

理由は業者側の立場では過度にハイレバトレードばかりを行う顧客はそれだけリスク(ゼロカット処理が多いとコストが掛かる)があるということです。

口座開設から間もないうちは多少のことは容認してくれますので、ここら辺りのさじ加減が重要だということになります。

私自身、デモ口座を利用して、3日で10万円から100万円にすることができましたが、本口座では試したことはありません。

あくまで、研究のためのトレードだということです。

【バランスの良いトレード利益】

皆さんはトレードの利益は多ければ多いほどよいと思われていませんか?
勿論、多いに越したことはありませんが、やはりリスクも考慮に入れた上でトレード戦略を練ることです。

たしかにハイレバトレードを繰り返すことにより瞬く間に数百万円を稼ぐことは可能なのですが、どこかで躓くとそれまで増やした資金は跡形もなく消え去ることになります。

またリスクを恐れる余り、10倍以下のレバレッジで取引をすることも、トレード回数が増える割には利益が伸びませんので、こちらも割の良いトレード方法とは言えません。

つまり、レバレッジは大きすぎても小さすぎてもダメであり
、リスクを抑えつつも利益効率を上げる適切なレバレッジを選択することが一番バランスが良いと言えます。

私が推奨するのはレバレッジ50倍を基準とするものですが、この値の意味は2%までの為替変動に耐えられるということです。
殆どの場合において1日の為替変動は2%の枠内に収まります。つまり、この倍率設定であればほとんどのケースで不意に強制ロスカットされることはないということです。

それでいて、50倍のレバレッジなら効率的に資金を増やすことも出来ます。
10万円の資金であれば500万までの通貨ペアを購入できますので、例えばNZDJPYであれば0.5lot(5万通貨)の取引を余裕を持ってできます。
0.5lotの1pipsは500円ですので、仮に100pipsを獲得したとすれば、5万円の利益が発生します。
つまり、1ヶ月で100pipsの値幅を取れる方であれば、10万円の資金を15万円に、200pipsの値幅を取れる方であれば10万円から20万円にすることができるわけです。

過去のチャートを分析すればわかることですが、NZDJPYは1日で100pips動くことも多く、相場の状態が良ければ1日で100pipsを獲得することもあります。
つまり、1日で資金を1.5倍にすることも可能だということです。
ですので、1ヶ月の間で100pipsを取る程度は、ごくごく簡単なことだということです。

もちろん、これを実現するためにはチャートの方向性をつかんで優位性のあるトレードを行う必要があります。

つまり、それさえできれば、月に100pips以上獲得することはごく簡単なことなのです。

今回は長くなりましたが、皆さんのトレード成績に寄与することを願って止みません。