バイナリーオプション講座を出そうと決意したもう一つの理由

健全な投資家育成に向けて私が危惧していることは、YouTubeによる嘘の情報の拡散です。

特にバイナリーオプションに限っては、嘘の情報しか見当たらないという有様です。

仮に、新たに投資を学ぼうとしてその手始めとしてバイナリーオプションを選択し、YouTubeでバイナリーオプション関連の動画を検索し、それを真似したとしたら、確実に損失を出すことになってしまうということです。

これはそう言い切っても構わないくらいに今の投資系YouTubeチャンネルは混沌とした状況にあるということです。

YouTubeのシステムをご存じの方も多いかと思われますが、YouTubeで収益化をするためには再生回数を上げて広告収入を増やす。または動画を通して取引業者のアフィリエイトに誘導しアフィリエイト側から収入を得る。そして最近では少なくなりましたが自動売買やツールや手法などを販売するといった方法があります。

つまり、これらは動画を出している側には収益化のメリットがありますが、動画を見ている側からすればまったくメリットがないばかりか有害になるだけということです。

バイナリーオプションのメリットとは

バイナリーオプションのメリットについてみなさんはお考えになったことはおありでしょうか?

5年前に私がYouTubeでバイナリーオプションの解説を始めた理由の一つとしては、FXとは違いスプレッドが存在しないということが挙げられます。

つまり、FXでは購入金額と同じ値段で売却すると、スプレッド(事実上の手数料)があるため確実に損をするというシステムになっています。

ところが私が解説を始めた当初のバイナリーオプションではこのスプレッドが設定されていなかったため、効率的に資金を増やすことが出来たわけです。

このため、私はバイナリーオプションに特化したチャンネルを開始したということになります。

ですが現在はルール変更が行われていて同値の場合は負け判定となっています。

例えば1分のポジションを持ったとして同値になる確率はおよそ20分の1(5%)です。

これをわかりやすく説明しますと、1日に20回、1万円の1分エントリーをした(払戻率は1.95倍で計算)として、以前のルールであれば10勝9敗1引き分けの成績の場合は、プラス5000円の利益になりますが、現在のルールでは同値は負け判定となりますので10勝10敗となりマイナス5000円となるわけです。

そして、この成績を1ヶ月間(20日間)継続したとしますと前ルールでは10万円の利益となりますが現在のルールでは10万円のマイナスとなるというわけです。

このように現ルールでは以前と比較して確実に難易度が上昇しているということをお分かりいただけたかと思われます。

超短期取引の功罪

バイナリーオプションの超短期取引(30秒、1分取引)では上手く行けばスピーディーに資金が増えていくという反面で、悪い流れになると一気に資金を減らしてしまうというデメリットがあります。

そして、YouTubeで取り上げられている動画は資金を一気に増やしていくといった内容の動画ばかりです。

このため知識のない投資初心者の方はこのような良いとこ取りをした動画を信用してしまい、その結果、バイナリーオプションで多額の損失を出すということになっています。

ちなみに私が動画を出していた頃は不正が出来ないように正確な時刻表示と履歴の表示もしていました。

そのため、負けも多く出るわけですが、それが本来の投資というものなのです。

現在見ることが出来るかどうか分かりませんが、私の過去の動画を見ていただくと、いかに今の動画が都合よく編集されているかがお分かりいただけるかと思われます。(時計表示も履歴表示もありません。)

それで、上でお話しましたように現在のバイナリーオプションのルールでは超短期取引ではかなり分が悪いということです。

とくに現在のルールでは資金管理が出来ていない初心者の方では超短期取引を続けていれば数日で全損するといったことにもなりかねません。

私が新たな講座を出すにあたっては、どのような方であっても
それなりの成績を出すということを目標としていますので

超短期取りは紹介程度に留めておいて、3分以上の取引を主に解説していきます。(3分以上の取引からは転売を利用できるというメリットもあります。)

これにはトレーダーの精神と成績の安定化を計るという意図もあります。

取引可能な時間帯についての考察

一般の方は専業者と異なりチャートを四六時中監視するといったことは出来ませんので、それに合わせた取引方法を開拓する必要があります。

具体的には相場がよく動く時間帯に合わせてトレードを開始するといったことになります。

トレード可能な時間帯というのは人により異なりますので
それに適合させるということが重要となります。

講座内ではこれらの設定と成績の安定化を計るための施策について講義していきます。

ここで少しヒントをお話しますと、判定時に同値にならないために様々な取り組みが重要となります。

チャート分析についての見解

初心者の方もそうですがある程度相場経験をお持ちの方であっても完全にチャートを理解されている方というのは、そう多くはいないように見受けられます。

チャート分析は難しくも出来ますし、簡単にも出来ますが

バイナリーオプションで重要となるのはどのタイミングで大きな方向性が出現するのかという見極めです。

これは一般的な分析方法では解析出来ませんし、FXの分析とも異なる部分があります。

つまり、バイナリーオプションに適合させた分析方法でなければ意味がないということです。

ここに1つの例を挙げますと、ドル円で1日に138円50銭から140円の動きがあったとします。

これはFXで言えば150pipsの値幅となります。

ちなみにこの日の始値は139円であり、途中138.5円まで下落し、その後に140円まで上昇するといった流れです。

よくありがちな例としては139円の開始値で上に行くと見て、FXで買いエントリーをしたとしても、138円50銭まで下げられたことで、そこで損切りをして、次は下に行くんだと思い売りエントリーをしてしまえば140円まで上げられて往復200pipsの大損をしてしまうといったことがあります。

このように値動きに釣られて勢いでポジションを持ったとしても中々勝てないばかりか大損をする可能性もあるのがFXというものです。

では、バイナリーオプションではどうなのかと言いますと
ポジションにはすべて制限時間が存在しますので自動的に損益が確定するということです。

ですから負け金額を最大化させてしまうという事態にはなりませんが、それでも頻繁にエントリーしてしまうと同じ結果になるということです。

では、正解はどうなのかと言いますと、FXであれば開始値の139円で売りエントリーをして138.5円で利益確定を行い、同じ値で買いエントリーをして、140円で利確をすれば良かったわけです。

ですが、このようなエントリーは神様にしか出来ません。

またバイナリーオプションでは、制限時刻での判定となりますので任意のタイミングで決済することはそもそも出来ない仕様です。
そのため、現在の価格が判定時刻に上なのか下なのかを明確に分からなければエントリーすら出来ないということです。

特に初心者の方は明確な基準がなくエントリーを連続で行うという場合が多く、そういうことをしていればあっという間に資金が枯渇するといった状況になるわけです。

例えば急角度で下落している相場であればローエントリーをすることで高確率で勝つことが出来ますが、レンジでランダムに動いている相場であればプロでも勝つことは難しいということです。

ですが、多くの方は相場の状況を見ることなく、頻繁にエントリーを繰り返しますので、ギャンブルをしているのと同じ状況になってしまっているということです。

ギャンブルを続けると最終的には負けとなりますので、ギャンブルエントリーを繰り返す方はほぼ負けが決定するという結末になります。

「相場の答え」

トレードに正解は存在しますが、それをすべてパーフェクトに当て続けるといったことは不可能です。

ですので、わかりやすく動く局面だけを選択してその時間に集中してトレードをすることが、もっとも正解に近づける方法だということになります。

わかりやすいというのは方向感が出ているということです。

プロはチャートを見るとどちら方向へ力が働いているかが解りますし、一般の方でも少し学べば理解できるようになります。

そして、その知識を活かしてトレードを行えば最終的に勝てるようになるということです。

「一体どれくらい勝てるの?」

これは多くの方が気になる点だと言えます。

当然のことですが、トレードの勝ち金額は投資金額に比例します。

バイナリーオプションで言いますと、掛け金1万円は掛け金1000円の10倍の利益になりますし、掛け金10万円は掛け金1万円の10倍の利益になります。

それで、1回あたりどれだけの掛け金を投資できるのかということと勝率が関係してくるわけです。

当然のことですが掛け金が大きければそれだけお金が増えるスピードも上がりますが、そもそも勝率が悪ければ全て負けて終わりになります。

ですから掛け金の金額よりも一定の勝率を保てるようにすることが前提条件となるわけです。

「勝率を安定させる意味」

バイナリーオプションでは払戻率が時間選択により固定されていますのでFXのように値が伸びて想定したよりも利益が大きくなるということはありません。

払戻率が1.9倍であれば勝った場合には1000円エントリーでは900円、1万円エントリーであれば9000円、10万円エントリーであれば9万円が利益になると決まっています。

そして勝率が5割であればトータルの掛け金の5%が目減りしていくというシステムです。

勝率が55%以上になると利益が出始めて、勝率が上がるごとに収益率も向上します。

ここでは勝率が6割ということで計算したいと思います。

勝率6割は少し勉強すれば誰もが到達可能なレベルでそう難しくはありません。

1日10回のエントリーを1万円の掛け金で行うとします。

このケースでは勝率が6割ですので、6勝4敗となり、差し引き14000円が利益となります。(払い戻し率は1.9倍で計算)

時間がない方のために
1日5回のエントリーであれば7000円の利益となります。

頭の良い方は気付かれたと思いますが、1回勝利での利益額は9000円となりますので、取引時間があまり持てないという方であれば初回勝利した時点で止めておくことがベストだということです。
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複数回取引を重ねることで確率は収束していくことになりますが、その際に利益も圧縮されてしまいますので、初回で勝てればその時点で勝ち逃げすることが最も効率が良いということです。

そして、ある程度取引時間を確保することができるという方であっても初回から2連勝(プラス18000円)したのであれば、その時点でその日の取引を終えることがベストになるということです。

バイナリーオプションでは確率が勝敗に直結しますので
想定確率以上の成績が早期に達成できたのであればその時点で取引を終了させることが最善の判断となるのです。

それで、上に示しました例でお分かりになるかと思われますが
1回1万円の掛け金と勝率6割を安定的に出すことができれば
月収20万円程度を安定的に出すことが出来るということです。

そして1回につき1万円を投資するための元資金についてはいくら必要になるのかが気になるところですが
これは勝率6割と仮定した場合の想定連敗数が4回、最大連敗数が5回となりますので5万円あればほぼ大丈夫ということになります。

あくまでも計算上の連敗数ですので実際には5連敗という数字ははなかなか出現しません。

ですから、最初に5万円を入金しても構いませんが、1万円を入金し、負けた場合のみ追加で1万円を入金するというスタイルでも構わないということです。

確率は収束していきますので初回に負けたとしても落胆する必要はありません。

それは続けていけばプラス転換するからです。

そして確率付近の想定利益が出たタイミングでその日のトレードを終えれば良いということになります。

そうすることで、トレードの負担を最小限にすることが出来ますし、利益に対する時間効率を上げることにもなります。

そして1ヶ月間これらを行うことで実際に20万円の利益を達成出来たのであれば理論通りのトレードの組み立てが出来たという証明にもなりますし、それはトレードに対しての自信となります。

今回のお話はこれで終わりとなりますが、是非講座の方にもご参加いただいて実際に利益を出していただきたいと思います。